忍者ブログ

ただす活動日記

2024/05/04(Sat)10:22 「[PR]」

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2006/12/23(Sat)01:07 「神戸市議会の本会議に行きました。 12月22日」

 今日は、今年最後の神戸市議会の本会議に行ってきました。
この本会議は、基本すべての市会議員が集まり、最終議論をする場でした。10時から18時までという長丁場でしたが、傍聴してわかったことでしたが、6割くらいは共産党が話していました。
なぜそうなるかと言えば、与党の自民・公明・民主は基本受身で、野党の共産・新社会・住民投票の中で議員数も多く、一番質問に執念を燃やしているのが共産党だからです。
 内容は、多様でした。でも、なによりのポイントは、政治倫理確立委員会の『終結宣言』を認めるのか認めないかという問題でした。 
 これは、なにかと言えば自民党の市会議員団長をしていた村岡議員が逮捕されたのを受けて、再発防止の方法を話し合い、どうして今回のような問題が起こったのかを究明していこうという場を終えていいのかどうかの判断がされたということです。
 
 簡単に言えば、与党はもう話を終わらせたいと考えているのですが、
野党が許さないという形でした。委員会長(民主の団長)曰く、「十分時間もかけたし、意見も聞いた。各派で意見が分かれたのは残念だったが仕方ない。あくまで、委員会は再発防止の話しあいの場で『疑惑』を話し合う場ではない。」との意見に対して、野党は、猛烈に追及していました。「そもそも市民が疑いを感じたままだ。不正疑惑は大量に残したままだ。市長室にまで検察が入り、自民党の他の議員も村岡氏に言われて議会で発言したと認めた。その議員への調査もされていない。検察側に事情聴取された市の幹部は村岡氏に言われて方針を変えたと認める一方、市の内部調査では影響されていないと言っている。どっちが正しいか参考人として呼び出すべきだろう。」
 最終的には、与党が多数の力で押し切ってしまった。わかっていたことだが、忸怩たる思い。本当に腹が立つ。そもそも裁判は継続中。
 あっせん収賄罪なのだから、村岡氏だけでできる犯罪だとは検察も思っていない。
------------------------------------------------------------------------ 
*村岡事件:村岡功・龍男親子が自分のお抱えの業者に頼まれて、ライバル企業の参入を妨害するために、自民党の他の議員数名を使って議会で発言させたり、市の幹部をよびだし圧力をかけて市の方針変えさせた。また、住民運動までつくりあげ、ライバル企業の進入ストップに動いた。その見返りとして、4300万円以上のお金をもらっていた。そのことを村岡氏は全面的に認めている。あっせん収賄罪を検察は適用。
*あっせん収賄罪:公務員が請託(公務員に対して一定の職務行為をすることを依頼すること)を受け、他の公務員に職務上不正な行為をさせるように、または、相当の行為をさせないようにあっせんし、報酬として賄賂を収受し、要求・約束をしたときに、5年以下の懲役に処せられる。
PR

2006/12/07(Thu)23:38 「養護学校を訪問 12・5、6」

今、私は東灘区にある小学校の訪問を続けています。今回は、少し趣を変えて東灘区の議員さんとともに養護学校に行ってきました。
 
こうした訪問は、現場の声をいかしていくためには大切なことです。しかし、正直養護学校がどんな運営をされていて、何人くらいの生徒がいるのかもよくわかっていませんでした。 学校としては、肢体不自由と知的障害と盲(目が見えない)との3つに普通別れているようです。今回は、前者2つの学校に行って来ました。

2006/11/29(Wed)23:08 「『はばたけ 9条の心』の後の居酒屋演説 ㊤ 」

 11月3日の文化の日、日本国憲法9条を守るための企画『はばたけ 9条の心』に兵庫県全体から7500人の人が集まりました。パチパチパチ(拍手)(絵文字は苦手
でもここで話したい内容は、夜の打ち上げのこと。(当日の詳細な内容についてはまた今度)
 私は青年9条の会 1)の事務局次長なので本当なら積極的に関わらなければならなかったのですが、正直、ロクに当日まで関われていなかったので、打ち上げそのものに行くのも気が引けていましたがとにかく行ってみました。
 
 8人がけくらい小部屋で、今回の若者の企画の立役者Iさんと事務局長の伊丹京子さん(仮名)と今日の司会をやってくれたDJのG君と一緒に座る。
 彼もIさんにくどかれて、昨年から9条のことを学びだし、仕事の傍らこうして協力してくれている。ありがたい人であると思っていたが、しかし、それだけ9条を守るこうした
 企画が彼に対しても様々な形でメリットを与えてきたのだろうと思う。 それは、この日舞台に立った表現者すべてにいえるだろう。いろんな形で平和への思いを伝える今回の企画では、ダンスを踊ったちびっこたちもこれだけ多くの人の前で披露できる機会など普段はありえない。
 演奏を担当した人もそう。私もまた、ファッションショーでヘアメイクをしてもらって普段とは違う自分にもなれた(事実、舞台でも私だと気づかれなかった。
顔を知ってもらいたいところなので、ちょっと困るけど)。 そして、その中で、9条の大切さを多くの人が共有して
行く。平和であるからこその企画なのだ。
 
 そんな中、今日を終え、ほっとしたIさんが言う。「次は、ただすちゃんの応援するからね。」「ありがとう。」と私が答える。 すると、温かいお説教。「ただすちゃんは、もっといろいろ協力してもらえる人をつくらないといけない。どんよくでないと。私だったら、伊藤先生 2)を捕まえて話し方とか聞くよ。」「去年のピースフェスタ 3)で、“人と人とのつながりの力強さを信じてみよう”って言葉をただすちゃんが考えたやん。その精神でいかな。」 まったくその通りだと思った。私は、一歩ひいて対応することが多い。それが、政治という場ではマイナスに働く。
 そして、そこからが私の正念場となった。この場にいるメンバーの前で演説をして、悪いところがあれば、指摘するというのである。 冷たい汗が流れる。 しかし、後にひくわけにはいかない。求められれば、どこであっても演説ができなければ、政治なんか変えられない。
 
 街角とも、演説会とも違う緊張が走る。 「じゃあ、行きます!!」こう大きな声をだし、自分を元気付ける。必死になって訴える内容を整理する。 
「みなさんこんにちは、私は日本共産党市政対策委員長の西 ただすです。この場をおかりして、少しの間訴えさせていただきます。」 一礼。 そして、拍手。 選んだテーマは、教育基本法の改悪への批判。 ・・・5分経過。 「ご静聴・ご協力ありがとうございました。」途絶えながらも話を終える。
 
拍手。「へー、それっぽくしてるなあ。」と伊丹さん。政治に関わるは話題(ネタ)になっても地域が違えば仲間にもそんな姿を見せたことはなかった。
 
1)青年9条の会:プロジェクト アーティクル9(PA9)とも言う。憲法9条を守りたい若者
          の集まり。会の目的は、①9条を広げる ②そのための表現者を増やす
          ファッションショーを開催。アーティストを発掘中。
 
2)伊藤先生:打ち上げにも参加。資格に強い伊藤塾の塾長・本日の講演者の一人
3)ピースフェスタ:2005年3月20日にイラク戦争開戦3年・非核神戸方式30周年記念
         に際して、若者中心で行われたお祭り。1)の原点。
忍者ブログ[PR]