3日で6月議会が終了しました。終わってみての感想は、①思った以上に短かった
②本会議での発言、なんとか無事終わってほっとした それにしても、③少数会派は歯がゆい(おかしな議案が次々通る)。・・・・それにしても、 ④他党の議員は本当に議案の内容を理解しているのだろうか? ⑤ちゃんと議会報告をして行こう!! というものでした。色々と納得できないことがあるのですが、今日は一例を。
「神戸空港に対する特別委員会を求める件」の不採択について。
特別委員会というのは、ある問題が議論になった時に常任の委員会で取り扱うのではなく、単独の問題として委員会の場で議論されることが必要と考えられる時に開かれるものです。
会期ごとに発足させることが必要なのですが、自民党など与党が「神戸空港は開港して1年。順調に行っている。内容の検証のために特別に委員会を開く必要はない。」こういって、私達の提案を不採択にしてしまいました。同調したのは、与党の自民・民主・公明そして住民投票。
これは、おかしいと思うんです。なぜなら、神戸空港は、そもそも市民の強い反対を押し切る形で建設・開港され、今でも多くの住民の中で不要不急の典型の事業と考えられています。また、開港一年目の需要者予測319万人に対して、50万人も少ない人しか利用せず、不採算便が次々廃止されて経営に黄色信号がついている(赤信号か?)。そして、そもそも空港が出来れば空港島に企業がどんどんやってくると考えていたのに、企業がやって来ず売れた土地は全体の0.3%。これらのお金で、09年より建設費を返していこうとしているがまったくメドがたたなくなっている。そんな状況なんです。
これでいくら大丈夫と言われて誰も信じないのではないかな。と私は思います。しかし、十分な議論もなく、特別委員会はなくされてしまいました。 「ここにいっぱい市民がいても同じことをするのだろうか?」議場で座った(反対の)議員たちの姿を見てそう思いました。